破産倒産した物件はお買い得?情報の入手方法と実際のところ

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破産倒産した物件は、お買い得って聞いたことがありませんか?

 

破産倒産した物件は実際お買い得!

 

破産倒産した物件は、

不動産屋さんが販売する物件よりも

2割から4割ほど安く購入できます

 

安く購入できる以外のメリットとしては、

特殊な物件が探しやすくなるという点があります。

三角形などの変形した土地や離島などは、

通常不動産が販売することがないので絶対数が少ないのです。

 

こうしたメリットに対して、デメリットも当然あります。

 

破産倒産した物件を購入するデメリット

 

それは、下記の点です。

 

・瑕疵担保責任がないこと

・引き渡し義務がない

・ローンがない

 

瑕疵担保責任がない

電気機器や水回りの設備が壊れていたら、買った本人が負担しなくてはいけません。

それだけでなく、建物に耐震性がないとか、土地が液状化していた等、

重大な瑕疵があったとしても、買った本人が負担しなくてはなりません。

瑕疵担保責任がないということは、修繕費用を自分で負担するということです

 

引き渡し義務がない

競売で安く物件を購入できたとしても、

即入居できるわけではありません

所有権を手にした状態だけなので、

売主に立ち退きを要求する場合、法律的なやりとりをする必要があります

 

ローンがない

競売で物件を購入する場合、住宅ローンを使うことができず、

現金一括払いで支払わなくてはなりません。

ですから、十分な現金があるか、住宅ローン以外のローンを借りる必要があります。

 

情報の入手方法

 

最高裁判所が運用する競売専用のサイト( BIT)から入手できます。

ですが、サイト上で閲覧できる資料は一部見ることができません。

そのため、

建物と土地の所有県や、抵当権が設定されているか等、権利関係を詳細にチェックするには、

実際に裁判所に出向き、資料を確認する必要があります。

 

実際に見ることができる資料は、

物件明細書と現況調査報告書と評価書の3点セットになっています。

 

物件明細書

物件の場所や大きさ、売却される際の価格等の情報をまとめたもの。

 

現況調査報告書

物件の所有権や抵当権、どんな人が住んでいるかをまとめたもの。

 

評価書

売却価額が算出された根拠や物件の周りの環境や法的な規制についてまとめたもの

 

競売が更新される頻度

 

全国の都道府県で、月1回ほど更新されています。

例外として、東京では月に数回更新されることもあります。

 

実際に購入するまで

 

破産倒産した物件を購入する流れをまとめてみました。

主に、入札と落札後に分けています。

 

入札

入札は、期間入札という方法で行われていて、一定の期日まで入札を受付けています。

大体は公表されてから約3週間後までです。

 

そのため、物件が公表されてから、

入札が締め切られる3週間程度の間に、

物件の下見をして入札するかを決断を下すことになります。

 

ただ、誰でも入札できるわけではありません

入札する資格は、

売却額の2割に当たる保証金を前払いで収めることができ

すぐに残りの金額を現金一括払いで支払えることです。

仮に入札して落札できなかった場合は、保証金は戻ってきますので、安心してください。

 

なお、物件の売却額だけでなく、

所有権移転登記に伴う登録免許税と郵送料も合わせて納付することになります。

 

落札後

入札で最高額をつけて残りの代金を支払うと、

落札できたことになります

この代金をすべて支払った時点で、所有権が移転します

 

とはいえ、所有権が移転しただけで、前の所有者は住んでいますから、

立ち退き交渉をする必要があります。

立ち退き交渉は法的な手続きが必要になりますから、

弁護士に依頼することがお勧めです

前の所有者が出ていかない場合に対処する引渡命令手続きに関しても、

弁護士に依頼しておけば間違いありません。

 

注意することとして、前の所有者の持ち物を勝手に処分することはできません。

勝手に処分してしまうと、

前の所有者から訴訟を起こされる可能性も出てきます。

 

まとめ

 

不動産の競売は手続きが面倒くさくなりがちですが、

安く購入できることが大きな魅力です。

 

もし、いい物件が見つかったのであれば、

購入を検討してもいいかもしれません。

 

 

 

 

街角法律相談所