自己破産したら?受任通知後から申立までのリアルな体験談!

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借金を作ってしまった場合、

いくつかの選択肢があります。

 

・友人や家族からお金を借りる

・夜逃げする

・自殺

・債務整理

 

私は、債務整理から自己破産する方法を選択しました。

 

今回は、

受任通知を弁護士が出してから、

自己破産の申立をするまでの生活の様子を述べます。

 

受任通知後に変化があったこと

 

・精神の安定

・車の回収

・家計簿の作成

 

大まかに3つの変化がありました。

 

支払の催促がなくなり精神が安定するようになった

 

精神衛生上、

催促がなくなったことが一番大きかったです。

 

受任通知を提出してから、

債権者からの取立がなくなりました。

 

それもそのはず。

 

受任通知は、

弁護士が債務整理をするので取立を禁止します

ということを債権者にお知らせする行為です。

 

受任通知を出してから、

全ての債権者からの取立が止まりました。

 

今までは、支払におびえて気が立っていたので、

妻と些細なことで口論をしたり、

子供のしつけの話でけんかをしたり、

衝突することが多くありました。

 

最低な夫であり、父です。

 

それでも、

支払の催促がなくなったことで、

今までの生活を冷静に見つめ直すことが出来る様になりました。

 

支払に毎日追われて、私自身どうかしていた

と反省しています。

 

同時に、

もう二度と同じ過ちはおかしたくない

と言う気持ちも芽生えました。

 

債権者と家族には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

車の回収

 

当時、

私には車のローンがまだ残っていました。

 

弁護士が受任通知を債権者に提出して1週間後、

車の回収をするので、

立会可能な日付を3週間以内に教えてくださいという連絡が。

 

車のローンを完済しておらず、

車の所有名儀が保証会社のため、

回収されるとのこと。

 

最後は、

毎月のローン料金を支払えなかったので、

申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

結果的に、

受任通知を出してから、4週間以内に、

車を手放すことになりました。

 

もしも、車のローンを完済しており、

所有名義が自分になっていたとしたら、

破産管財人がつくまでは、

車を利用することが出来たと思われます。

 

車を手放してからは、3つのことに不都合がありました。

(地方暮らしなので、車は必須の環境です。)

 

それは、子供の病院日用品の買い物世間体です。

 

子供の病院

 

深夜3時に子供の熱が39.5℃まで上がったときは、

「自動車がないから」なんて言ってられず、

病院に自転車で直行しました。

 

震える子供を自転車に乗せたまま、

走り出した12月中旬。

 

あの時ほど、

無関係な家族を巻き込んだ自分に対して、

腹が立った日はありません。

 

日用品の買い物

 

自動車がなくなってから、

日用品をまとめ買いすることが出来なくなりました。

 

そのため、

雨と冬以外は自転車、

冬場は徒歩で

買い物をすることに。

 

だから、飲料やお米など重いものは、

買わなくなりました。

 

そんな中でも、買わざるおえなかった牛乳。

 

家族4人で、

牛乳8本が5日でなくなります。

 

牛乳を氷点下5℃の冬の中、

子供と徒歩で往復40分かけて、

買いに行きました。

 

一緒に行動してくれた妻には、本当頭が上がりません。

 

世間体

 

車を手放してから、

一番困ったと言っても過言ではない世間体。

 

私の場合は、

アパート暮らしだったので、

たまに敷地内で顔を合わせることがあれば、

会釈するぐらいの付き合いしかありませんでした。

 

それでも、

今まで敷地内にあった車が突然なくなっているのが気になるらしく、

「車はどうされたんですか?」

と両手に数えるほど、質問されました。

 

プライベートだけでなく、

仕事にも影響があります。

 

会社の社内行事で、

車で参加しなければいけないものは用事があるということで、

断ることが出来たのですが、

出張を強制された際には困りました。

 

私は、

車で出張をすることが年に数回ある部署に

所属していました。

 

車は当然ありません。

 

なので、

「来週の火曜日の出張のことなんだけど、

 その日奥さんが車使ってるから、一緒に乗せてもらえない?」

というお願いをし、

同僚の車に同乗させてもらうことで切り抜けられました。

 

プライベートでも仕事でも、

私の破産を知っている人は知っているのかもしれません。

 

家計簿の作成

 

受任通知を出すと同時に、

弁護士より家計簿の作成が命じられました。

 

数学は得意だったのですが、

家計簿はつけたことがありませんでした。

 

妻に協力してもらい、

毎日の買い物でもらうレシートを保管し、

1ヶ月分をまとめて、家計簿に入力する作業を続けて行きました。

 

そこで見えてきたのが、

自分を管理するという力です。

 

1ヶ月の収支を作成し、

家族にも確認してもらえれば、

自己破産を防げたでしょうから。

 

家計簿をつけるというのは、

将来の自分の人生を管理すると言う意味で、

とても重要であることを学びました。

 

これから自己破産を考えている方へ

 

今でも思い出すのですが、

自己破産を弁護士に依頼する前は、生活がどうなるのか不安でした。

 

借金を作ってしまった私が悪いのですから、

制約を受けるのは納得がいきます。

 

でも、家族は何も悪くありません。

 

私自身の過ちのせいで、

制約を受けさせてしまうことになります。

 

自己破産をしようとしていて家族がいらっしゃる方は、

弁護士に依頼する前に、

家族に全てを話すべきです。

 

話したことで、

離婚になるかもしれないし、

離婚しないかもしれません。

 

 

でも、

あなたは隠し通せますか?

 

あなたの家族が、

自分に知らせずに自己破産していたら、

あなたはどう思いますか?

 

家族の方から見て、あなたも家族です。

 

弁護士に依頼してからも、

家族に迷惑をかけることになります。

 

だから、

大事な家族には全てを打ち明けてください。

 

 

街角法律相談所