自己破産したら、債権者集会に出席する必要がある?

c79ea94ea2d0d7d277811fb8b0854f5f_s

 

自己破産をする人が関わる可能性があるものとして、

債権者集会というものがあります。

 

債権者集会とは

 

債権者集会とは、

破産管財人が財産の調査と換価を行い、

その結果を債権者に定期的に報告するためのものです。

(破産法31条1項、88条3項、135条、217条1項)

 

財産の換価が終了した資産があれば、

債権調査期日を開催して配当を行います。

 

財産がなく換価できない場合は、

破産手続廃止に関する意見聴取のための集会を開きます。

 

上記の処理が終わり次第、

免責についての意見を申述し、

破産手続廃止決定という手続に流れていきます。

 

債権者集会は同時廃止ではなく管財事件の時

 

債権者集会は、

自己破産で管財事件になった時のみ開催されます。

 

同時廃止の場合は、

免責不許可事由がなく、換価できる財産がない場合に認められているので、

債権者集会を開催する意義がありませんよね。

 

財産がなくても、ギャンブルや浪費で借金を作ってしまった場合に関しては、

免責不許可事由に該当するので、

管財事件となります。

 

官報ではどこで確認できる

 

官報上は、

破産手続開始及び免責許可申立てに関する意見申述期間欄にある

「財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日」

で確認できます。

 

この期日に、

債権者集会が開催されることになります。

 

裁判所では、

1日に複数の債務者の債権者集会を開催しなければいけないため、

30分刻みで開催されています。

 

債権者集会は出席しなければいけないのか

 

債権者集会は、

債務者は必ず出席しなければいけません

 

他に出席する方は、

破産申立代理人の弁護士、破産管財人の弁護士、裁判官、債権者です。

 

このうち、

債権者に関しては、出ない方がほとんどです。

 

債権者集会はいつどこでどれぐらいの時間行われるのか?

 

債権者集会は、

官報に記載された「財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日」

申立をした裁判所で、

5分~30分ほど開催されます。

 

5分ほどで終わる人もいれば、

20分かかる方もいるので、

債務者によって、開催時間は違うようです。

 

平均すると、

10分ほどはかかるようです。

 

どんな格好でいくべきなのか?

 

債務者が債権者集会にする際の服装としては、

男性はスーツ、女性はおとなしめの格好が多いです。

 

常識の範囲ということで、

具体的に服装を規定されているわけではないですが、

裁判所に行くのですから、

あまりにカジュアルすぎたり、露出が多めの格好などは控えるべきです。

 

録音と録画されるって本当?

 

債権者集会の様子は、

録音又は録画されません

 

そもそも法廷の様子を録音・録画することは、

裁判所の許可を得なければ認められていません。

(民事訴訟規則77条)

 

逆に、

裁判所の許可をもらえれば、録音・録画できることになりますが、

許可申請しても、認められることはまずありません。

 

まとめ

 

・債権者集会は管財事件になった時のみ関係してくる

 

・債権者集会には必ず出席しなければいけない

 

・破産管財人、依頼弁護士、裁判官、債権者が出席する

 

・債権者集会は官報の「財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告」の期日

 

・裁判所で、5分から30分ほどの間、開催される

 

・男性はスーツ、女性は控えめな格好で行くべし

 

・債権者集会の様子は録音、録画される心配はほぼない

 

債権者集会というと、

法廷で開催されるので抵抗がありましたが、

大きなトラブルは起きませんでした。

 

他の方も、

トラブル事は起きていないようなので、

安心してください。

 

破産管財人と依頼弁護士、裁判所に対して、

誠実に対応していけば、

無事に終わります!

街角法律相談所